私の転職日記

投稿者: | 2019年12月26日

良い機会なので転職を実際にした私の活動内容を纏めて公開。これから転職しようとしている人、転職を考えるかもしれない人の参考になれば幸いです。

前提(補足)

Work Life Balanceという言葉があるように働くことに何を求めるかによってこの持論が受け手にどう伝わるかが変わってきます。この日記は比較的、社会に出て働き続け世の中に爪痕を残したい、社会貢献したいという方(社畜万歳?)へのお話になると思います。

なぜ転職しようと思ったか?【トリガー】

シンプルな理由はキャリアアップを考えるタイミングの可視化をしたからです。会社内での職位や年収など様々な要素と自身の想定するMarket Valueを比べた結果、乖離が生じているのではないかと思ったのが最初です。

また、何のためにこの会社の入ったのか、自分の目的(やりたいこと)を都度、確認するため、12年超勤めた今までES(Entry Sheet)を捨てずに紙で持っていました。しかし、その内容が今の自分の社内のキャリアでは実現できないことを悟ったからです。

具体的には希望していない部署にまず5年、社内公募や人脈を駆使して希望部署に異動し4年、また、初期配属だった希望していない部署に戻され3年超が自身のキャリアでした。お金を貰って働いている以上、やりたいことだけやるということも無理なのは理解していますが社会人生活の2/3は希望はしていない部署で、その中で学べることを学んできた状況でした。

最初の行動は転職サイトへの登録

Market Valueを計る上でよいツールは転職サイト。自分の年収や職位といった情報に加えて職務経歴書相当の情報を入れて完成させる。書くボリュームは多いと思いますがここでは絶対手を抜かないことをお勧めします。エージェントや企業人事部とのファーストコンタクトの架け橋になるからです。

職務経歴書を書き慣れていない人は下記も参考にしてください。
外資のコンサルティングファームから内定を頂いた職務経歴書作成ポイント

どの転職サイトでも共通ですが自身の情報入力を完了すると内容がサイト上で閲覧されて①エージェントからか②企業の人事部から連絡が来ます。

※入力する情報には転職先として希望する業種や希望年収の項目が必ずがあります。ここで全くどこからも連絡が来なければ自身の想定するMarket Valueが過大評価だったと自覚できます。

※ピンポイントで特定企業の求人案内にエントリーして力試しも出来ますがMarket Valueを計る取っ掛かりとして私は自分の情報を公開してどのような方から声がかかるか当時は確認しました。

下記は実際に①エージェントから連絡があったメッセージボックスです。

ビズリーチを使ったのは下記の理由ですが理由にも書いたエージェントのランクが表示されるのは役立ちます。サイトの造りもS,Aのみでフィルタをかける機能があるようにビズリーチのエージェントのS,Aクラスは期待値が大きい(サポートとして優秀なエージェントが多い)です。

【ビズリーチ使用背景】
・転職サイトとして力があり、ハイクラス案件が多い
・エージェントの登録数が多い
・エージェントがランク別で分かれており表示される

②企業の人事部からの場合は会社名と会社のアイコンが表示されます。私の場合はコンサルティングファームへの転職を考えていたのでコンサルティングファームからの連絡が集中しました。

求人内容や条件を確認し転職活動を加速するか決定

Market Valueの水準(年収やポジション)や仕事内容、会社の財務状況について確認したら転職活動を加速するか決定。この時点ではオファーを貰ったわけではないのであくまで仮のValueであることを意識。

使用エージェントの選択と支援内容の把握

転職活動を進めることを決めた時に次に必要になるのはエージェントの選定。エージェントは正直ピンキリになると思うので慎重に決める必要があります。最初に電話で1時間程度のコミュニケーションを提案してくるのが一般的なので自分の都合の日時で会話。

経験則ですがエージェントから聞かれたことと聞いておいた方が良いことは下記です。

エージェントから聞かれること

・転職志望度(いつ頃、転職したいか)
➡ エージェントの会社の利益確定時期の把握のため
・転職したい業界
➡ エージェント事で対業界の強弱があるため
・転職目的
➡ 収入アップなどを売りとしているエージェントもいるため
・転職活動状況
➡ 他のエージェントに既に入られているかかなり気にしている

エージェントに聞いてみること

・支援体制
・他のエージェントと比較した強み
・選考を進める場合のプロセス

私が選んだエージェント

5-6社のエージェントとお話はしましたが最終的には下記の理由からPRECEPTにお世話になることにしました。会社の戦略的な話にも繋がるかもしれないので情報はざっくり書きます。

・体制が盤石
・ビズリーチでエクスクルーシブスカウトでアプローチしてきた
・電話時のエージェントの丁寧さ(印象)

結果(私の場合)

当初から行って働きたいと思っていた会社に転職して活動終了。年収もX00万円単位のUP★

いつまでに活動を終えるか、いつまで現職で働くか時期のターゲットを決めて活動を進めていたので計画をかなり綿密に立てられました。転職活動ですが漠然とMarket Value集めから初めて動き始めたら具体的に期限を決めて動くべきです。

転職活動における諸注意(所感)

月並な内容かもしれませんが注意するにこしたことがない転職活動時の注意事項を羅列します。特にエージェント活用の仕組みは知らない人は知らないと思いますので参考になれば幸いです。

辞めることが確定するまでは現職の人には活動を悟られないようにする

(理由)
 転職活動の結果、現職に残る可能性があるため。
 辞めようとしていたことが知れると好印象ではない。

転職サイトでエージェントから連絡が来ても直ぐに該当エージェントを活用しない

(理由)
転職活動の仕組み上、特定の企業へ自身を最初に売り込んだ人(エージェント)が成功報酬を企業から受け取れるため。

例)転職希望のA社に対し支援するエージェントa社が現れたのでa社に依頼し、書類選考を進めた。しかし、後日、評価の高いエージェントb社が現れたので転職希望のA社に対する支援をb社に切り替えたい。
➡ これは出来ない。実際に切り替え転職が成功した場合、支援をb社に切り替えても成功報酬の受取先はa社。

転職サイトで自力(エージェント未使用)で進める場合でも直ぐに進めない

(理由)
上記再掲だが、転職活動の仕組み上、特定の企業へ自身を最初に売り込んだ人(エージェント)が成功報酬を企業から受けられるため。

自身でエージェントを介さず希望企業への書類選考を進めた場合、基本的には途中からエージェントを仲介することはできない(交渉の上、可能になることはある)。

エージェントの細かい使い方を物語形式で知りたい場合は下記の本がオススメ。
転職を考えたら読むオススメ本#part1

また、天職か適職どちらを探しているか迷っている方は下記の本がオススメ。
転職を考えたら読むオススメ本#part2

これからの皆様に幸があることを祈っています★٩(ˊᗜˋ*)و