2020年は月3冊以上のペースで本を読み続けて4か月目に入りました。本の紹介が全然できていなかったので久々に本の紹介です。
感想
この本は『リーダー』と『マネージャー』の違いを分かりやすく説明してくれます。英語で書くと『Leader』と『Manager』でここから和訳するとわかりやすい気がしますがそういったレベルの話ではなく海外の文献なども引き合いに深い説明があります。
読み応えがあるのとある程度の予備知識が無いと読んでて詰まってしまう可能性があるのですが1,000円以下の書物としてはかなり得るものがあると感じました。
こんな方へオススメ
- リーダーシップ論について興味のある方
- リーダーとマネージャーの違いを人に説明できない方
- リーダーを軸にプロモーションを査定しようとする人事部の方 等
個人的に刺さったポイント
リーダーとマネージャーの3つの違い
- 『見える』か『見えない』か
- 『人としての働きかけ』か『地位に基づく働きかけ』か
- 『シンクロする』か『モチベートするか』
上記の差分の表現はかなり的確だと思いました。2、3は少しはイメージしやすいかもしれませんが1は本で見て頂ければと思います。また、持論を展開するなら
4.『結果としてなる』か『目指してなる』か
です。
必ずしも、社長=リーダーではない
カルロスゴーン(元日産社長) ➡ リーダー
新浪剛史さん(ローソン社長) ➡ リーダー だと思いますが「必ずしもそうではない」ということを理解することが出来る
ドコモのi-modeの松永真理さんが少し登場する
これは完全に私の関心事なだけです。
リーダーシップの旅を歩むにあたって必要なことがわかる
この本ではリーダーには『なろうとしてなるものではない』と散々いわれます。納得感のある理由が続くのですが、それだとリーダーになろうとしてこの本を取った人が路頭に迷うので必要な力についても記されています。