淡々と本を読んでいますが今日はなぜ大学の講義が90分かについて個人の見解を述べます。
最近読んだ本は冒頭の通り超集中力。どうやって人が集中できるか、どの程度、集中できるかの本です。この本の他の本と比較して良いと思うところは筆者が特に伝えたい箇所(文章)がすでにハイライトされていることです。
参考書にマーカーを個々に引く人は多いと思いますが、読む段階でマーカーが引いてあることが稀です。
本題:なぜ大学の講義は90minだったか
この本に書いてあるわけではなく、この本から言えると思われる仮説です。
ウルトラディアンリズム
この本の中でもウルトラディアンリズムについて触れられています。
端的に言えば集中には周期があるということです。
睡眠と一緒ですね。
その周期が「90分、20分」ということ。
この本を読んでて90minのキーワードで、ふと過去の大学講義が90min構成だったことに気づきました。高校の頃の授業から考えると大学生だしちょっと長いのかなくらいの観点で大学生活を過ごしていましたが、おそらく、こういった理論などをもとに今の大学のカリキュラムが組まれているのではないかと、大学生だったら教授に研究室でふと聞いてしまいたい気持ちになりました。
睡眠と同様、人間の集中力には周期があるということです。
なんとなく集中できる慣習があってそれをもとに資格試験の勉強をしていたりしていた「なんとなく集中の過去」から「こうしたら集中できる今」に理論的に推移することが今後できそうな1冊でした。