外資のコンサルティングファームから内定を頂いた職務経歴書作成ポイント

投稿者: | 2019年10月25日

私が転職活動した時に感じた職務経歴書の書き方の備忘録です。転職がこれから日本でも当たり前になる傾向にある中で、自分という商材をいかに売り込むか最初が肝心です。自身の将来的な次のJob Hopの可能性も考えての備忘録ですが誰かの役にもたつと嬉しいです★

そもそも職務経歴書とは

一言で言えば、履歴書の補完する自身のPR書類です

当人が過去に従事した職務・職業上の地位、および当該職務の具体的内容を、当人の職歴として時系列的またはキャリア、プロジェクトタイプなどをベースに記載した書面のことで、第三者に提示するために使用され、時として履歴書とともに使用される書類です。 通常の履歴書では学歴・職歴を順番に記載する欄が設けられているが、それだけでは十分なスペースが取れないため、履歴書で記載できない具体的なキャリアを補完するとともに、やる気をアピールするためのものとして用いられる。これまで行ってきた仕事の内容だけでなく、その成果も盛り込み、自己アピールにつなげることができます。

下記の通り、書き方のタイプはありますが迷ったたら時系列タイプでOK
・基本的には指定がない限りフォーマットフリーです

時系列タイプ

一般的なタイプで、年代別に経歴を書き記す。幅広い職種に適しており、経験が浅い場合にも利用できます。※私は社会人12年目で書きましたがこちらを使用

キャリアタイプ

経験したキャリアごとに詳細に書き記す。 主に業種・職種の 経験をアピールするために使用することが多いです。

プロジェクトタイプ

主にプログラマやシステムエンジニアなどのエンジニア向けのタイプで、プロジェクト単位で書き記す。プロジェクトにおいての役割と成果がポイントです。

何を書くか?

ネットを検索すればフォーマットが落ちていると思うのでゼロから作る必要はありません。ただ下記の要素はおさえておきましょう。

① 経歴概要(職務要約)
② 職務経歴
③ 職務内容
④ 保有資格やスキル
⑤ 自己PR

私の工夫として③についてはプロジェクト対応時の商流を記載しました。コンサルティングファームであればプライムを取って活動することを意識するからです。

私が作った職務経歴書のフォーマットのDL

こちらから私が作成した職務経歴書をフォーマットしたものがDLできます。

“職務経歴書フォーマット” をダウンロード

職務経歴書フォーマット.doc – 728 回のダウンロード – 50 KB

書く時の注意点 #時系列タイプ

職務内容は新→旧の順序で記載する

ネットで検索すると下記のようないくつかの職務経歴書の例が出てきますが、職務の時系列が旧→新で書かれていることが多いです。但、見る側の立場になると忙しい中で書類を目を通すので今、最新の情報から時系列で書くことを強くお勧めします。

レイアウトを工夫する

上記の2枚の職務経歴書A/BですがAの方が見やすいのは一目瞭然だと思います。見やすいというのは簡単なので理由を箇条書きにしてみると下記になります(何を書くかの①~⑤が漏れなく記載できているとAはもっといいですね)。

・内容が箇条書き
・表形式など用い内容をヴィジュアル的に見せる
・定量表現を多用

成果・業績は誰が見ても共通認識になるように定量化

上記の定量表現にも関係しますが成果・業績は誰が見ても同じ感覚を持てることが重要です。例えば、『社内で社長表彰を受けた』は業績に見えますがどの程度何をしたのかが分かりません。従って、『XX億円売り上げた』と書くほうが成果としては伝わりやすいです。また、数字のほうが書類上、目に留まりやすいという理由もあります。『XX億円売り上げ、社内目標YY億円の業績目標に寄与した。結果、社長表彰を受けた』なら表彰もされたことをアピールできるかもしれません。

成果・業績は自身が行った成果を書くことを意識する

当然のことですがチームみんなで一緒に転職をするわけではありません。転職するのは貴方だけと考えると『貴方一人で何が出来るか』を示すことが重要です。

矛盾する表現に聞こえるかもしれませんが、チームでプロジェクトをこなすことが一般的です。従って厳密には『貴方がAAした結果、チームでBBを成し遂げた。』ということを意識すると良いと思います。AAは具体的に、困難な内容であればあるほど貴方の価値が伝わるはずです。

インパクトのある案件をメインに記載

時系列タイプで記載する場合、1から100まで全て書こうとしてしまいがちですが、そうなると見る側が大変です。自身が従事して貢献度の大きい事業を中心に記載するようにして細かいものは記載を割愛する(面接時に口頭で必要に応じ補足ができる)ようにしたほうが良いと思います。

おまけ

特段、ファイル形式の指定が無ければWordで作成してPDF化して提出

細かいですが、業務上、クライアントに書類を提示するときも改ざん防止を意識していることも伝わるかもしれません。